あ〜ペット博。

初めて参加した『ペット博』は
当初の心配をよそに、
お陰様で、てんてこ舞いするほど大盛況でした。

お買い上げ頂いた皆様本当にありがとうございました。

ブース出展に際し、ご尽力頂いた『犬吉猫吉』の皆様
いろいろお気遣い頂きまして本当にありがとうございました。

ただ、今回裏方として見ていて、とても信じられない
残念な出来事がありましたので
少しお話しをさせて頂きたいと思います。

とある出展していた業者さんが
沢山の仔犬を小さなゲージに入れ
見るからに無理矢理、高く高く台車に積み重ね、
（ざっと60はありました）
運び始めた瞬間、中段から倒れ落ちてしまいました。
スゴイ音と仔犬達の鳴き声が辺りに響く中
係の若造くん達は、
『あ〜あ倒れちゃった〜』と、
すぐ助けるでなく、返って面倒くさそうに
モタモタと荒い手つきでまた積み重ね始めました。
近くにいた私達が手伝いに行くと
『あ〜大丈夫ッスからぁ、そのままで〜いいッスからぁ』と
あからさまに（触んなyo）と迷惑気。

気だるそうに運ぶ様は、
最後まで『生き物（命）』ではなく、
ただの『商品（モノ）』扱いでした。

同じペットの商品を扱う業者として
見ていて、とても腹立たしく虚しくなりました。
(私個人としましては、少しばかり格闘系なもんで
ガツン★と一発♪とも思いましたが
事を大きくしちゃならん・・・とグッとこらえました）

今、ペット熱が高まる中、その一方で
病気や売れ残りの子達、又飼い主の身勝手などで
悲しい末路をたどるペットが後を絶たないと
聞いた事があります。

今回はその悲しい一面を垣間見た気がしました。

実は、この写真の『クレア』は本当は
病気で処分されるはずの子でした。

しかし主人が、この子を我が家に招き入れ、
それこそ、連日連夜、目を落ち窪ませながら
懸命に育て上げました。

今では病気も進行せずとても元気です。

我が家の可愛い大切な娘、家族です。

私事で長くなりましたが
ブログをご覧の皆様にも
是非『命』を大切にして頂きたいと思います。